今日は朝、いい天気だ。少し肌寒いけれど、「絶好の機会だなぁ」と思う。
一昨日から気になって気になって仕方がないので、今日、探検することに。例の「宇治川の東側の道」のことである。ちなみに今日は自転車。JR宇治駅前で待ちあわせし、いざ出発。
宇治橋を渡る。水かさがまだ増している。道の起点につき、探検開始。すぐに宇治神社の入口を過ぎる。しばらくして、宇治発電所が見えてくる。宇治発電所前の橋を渡り、ちょっと行くと、幅員が狭くなる。しかし、まだ直進。自動車が3台くらい行き過ぎる。どうやら、自動車が通れる道なようだ。それからしばらく行くと、吊り橋が見えてくる。せっかくなので渡ってみる。「揺れるのかなぁ」と思って渡ったけれど、揺れなかった。吊り橋から下を眺めると、やはり水かさが増している。吊り橋から天ヶ瀬ダムが見える。放流中だ。一緒に来た子が「湯気が出てる」とか言い出す。「水しぶきやがな」とつっこみをいれて、さらに進む。
すると2手に道が分かれた。一方は白虹橋を渡る。もう一方は志津川方面に行く。白虹橋を渡ってしまうと、戻ってしまうことになるので、志津川方面に向かう。このあたりは槇島町というらしい。どうやら飛び地らしい。
志津川方面に行くには上り坂。しばらく登ると、歩行者・自転車専用道路が見える。その道を行くと、建物や家々が見えてくる。とてものどかな風景だ。家々が並ぶ道を行くと、また交差点が。登りの道を選ぶと、どうやら三室戸の方に行ってしまうようなので、少し下りの細い道に行く。小さな川を渡り、
神女神社の前を通る。この
神女神社は名前の通り、
市杵島姫命という女性の祭神を奉っているそうだ。
このあたりから、登り坂が続く。アスファルトで整備されているだけ、ましだったが、自転車で登るのはきつい。途中、歩いたりして頂上を目指す。今思えば、このあたりから趣旨が「山登り」になっていた。途中、電柱に「喜撰山」とある。この喜撰山、別名「うぢ山」である。小倉百人一首に出てくる「わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と ひとはいふなり」の「うぢ山」だ。六歌仙のひとり、喜撰法師である。しばらく行くと、橋ではないが、何やらよくわからないコンクリート製のダムらしきものがいくつか見える。そのあと、左手側に崖が見える。さらにしばらく行くと、右手側になにやら工事で使ったような大きなコンクリート製の残骸がいくつかある。それを越え、さらに進む。そろそろ疲れてきた。「あともうちょっとかな」と思うが、なかなか頂上に着かない。
道路がU字型になったところで、「断念しよっか」という話になり、戻ることに。私はもう少し登ってみたい気もしたが、時間はもうお昼時。今、登ってきた道を下る。途中、志津川の水にさわる。とても冷たい。ここの水はとてもきれいだ。来た道をそのまま戻る。またまた
神女神社の前を通った頃から、雨がポツポツしてきた。「どこかに避難しよう」と言いながら、吊り橋を渡り、平等院通りにでる。近くに食べるところがあるので、雨が止むのをそこで昼ご飯を食べながら待つ。
2〜3時間ほど、そのお店で時間をつぶし、雨が止んだところで、宇治市中央図書館に自転車で向かう。途中、また山だ。山を登っていると、また雨がポツポツしだした。急いで図書館に避難。図書館で私は中島みゆきさんの「
ジャパニーズ・スマイル」を読む。「私とハワイ」、「嵐のハワイ」を読む。中島みゆきさんの書く本は、私は好きだ。なんといってもおもしろい。私は図書館でクスクス笑いながら読む。最後まで読みたかったけれど、時間切れで帰る。
帰る途中、新しく出来たスーパーに立ち寄り、中に入っているパン屋さんでパンを食べる。それがなかなかおいしい。そしてなんといっても安い。なんでも4月からはパンだけでなく、食べるお店として、いろんなメニューが掲示されている。待ち遠しくはあるが、ひとつ欠点として、飲食コーナーが狭い。ちょっと狭すぎる。ゆっくり食べることは出来ない。人が通ったら、椅子をめいっぱいひかなければならない。持ち帰りなら、十分だけれど…あと、そのスーパーのカードが使えないのも残念だ。飲食コーナーは難しいかもしれないけれど、カードは使えるようにして欲しい。