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2006年7月25日(火) 22:28

1年前の今日…

今日―2006年3月19日日曜日。

昨年の一件があったせいだろうか。心做しか、朝一番に新聞に目を通し、インターネットで新聞各社のサイトをまわる。特に異状がないことを確認し、着替え、顔を洗い、朝食を食べる。

昨年の今日―、つまり2005年3月19日土曜日。忘れもしない日だ。その日、新聞各社が一斉に府立高等学校の統廃合計画について報じた。「宇治・八幡で統廃合を実施」。中でも朝日新聞はズバッとこう報じた。「西宇治・城南案が有力」―

1年前の私。まさか統廃合とは無縁である、というよりも、統廃合が身近な問題でなく、朝の新聞を読んで「宇治で統廃合を実施」という記事を読んで、ショックを受けた。そして、朝日新聞の報道を見て、目の前が真っ白になるような、そんな感じになった。その日から私の生活も少しずつ変化してきたような気もする。その中のひとつが「はろばろ」だ。昨年の12月から私の生活の中に「はろばろ」が入ってきた。

最近、よくこんなことを訊ねられることがある。

「何があなたをそこまで動かすの?」

私は、「城南」が大好きなんだと思う。変な言い方だけれど、私は「城南」が生き物であるような気がする。温かくて…やさしくて…揺りかごみたいにそっと包みこんでくれるような…そんな感じ。校内を歩いていると、至る所に「歴史」を感じるところがある。その「歴史」は私に今までの思い出を語ってくれているような気がする。そして、「城南」の雰囲気。これは「伝統」なんだと思う。十年や二十年ぐらいで作れるものじゃない。もっともっと古い、昔ながらの、今となってはもう作り出すことができない、そんな「伝統」。それが「城南」には残っている。だから私はそんな「城南」をなくしたくはない。このままの状態で残して欲しい。「伝統」と「歴史」をこれからもつないでほしい。私を動かしている原動力は、ここにあるのかもしれない。

written by naru [管理人の日常] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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